【不登校】5年生 3学期 まとめ【学校編】

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小学五年生

5年生の1年をどう過ごしたか

あれよあれよと、今年度もおしまいになろうとしています。
あっという間に過ぎてしまった気もしますが、長女さんは1年とても頑張りました。
穏やかに見守ったつもりでしたが、相変わらず悩みも多かった1年です。
学校とのかかわり方とようすについて綴っていきます。

 

2学期以降の出欠状況と行事について

【出欠状況】
・朝、教室に少しだけ登校する。
→毎日できました。朝の会その後帰宅し、
授業に出ることはほとんどなく、行事がある時に説明を受けるために出る程度でした。
・週に2回の通級
→毎回参加。 
参加その日の調子によって楽しそうに登校したり、しぶしぶ行ったり。
・学年行事
→主な行事には参加。音楽集会はNG。

よほど体調が悪くなければ学校はお休みしませんでした。
なので、成績表は欠席ほぼゼロです。見た目はすごい~。

朝、10分でも登校することが長女さんにとっての”学校に行く”でした。
本人の中で、非常に大きな意味のあることのようです。
長女さんは学校をお休みした時、外で遊んだりすることはしません。
以前、”学校休んだら、外であそんじゃダメなんだよ”
と言われたことがあるからのようです。
たとえ10分でも登校して学校に行けば
外で遊べる、外出していい理由になると思っているようです。

堂々としていればいいのに・・・と思いますが、そうはいかないようです。難しいですね。

行事の方は大きな行事にはおおむね参加することができました。
運動会や、遠足のような行事も楽しく参加することができました。
ここでも昨年から引き続き成長を感じたのは、
行事の前日に泣いたり不安に負けそうになることはありませんでした。
(今日は心配になるかな?)と思うような日も
ケロっとしてたりする日もあり、大きくなったなと思いましたね。
少しずつ、成長してるんですね。

どうしても気になったのは、授業に出ることがほとんどなくなってしまったことです。
行事の前の説明がある日や、図工・家庭科にはかろうじて参加することができましたが、
教室での授業に出ることはほぼありませんでした・・・。

授業に出ない理由。ママ・・・もうわからないんだよね

2学期が始まってしばらくしてでしょうか・・・

なぜ、授業に出ないのか。
出られなくなったのか、出たくないのか、出なくてもいいのか。
4年生の時に参加していた理科の授業にもほとんど出ることがなくなっていました。
理由を問い詰めることはしませんでしたが、
出来てたことが、出来なくなる、しなくなる・・・
忘れていたあの不登校初期の心がザワザワした感じが戻ってくるような気がしました。

その時の長女さんに聞いても、わかんないの一言。

授業に出ない理由を教えてくれたのは、本当にここ1ヵ月ほど前のことです、
それは何か。

なんとなく交わしていた会話の中でぽつぽつ話をしてくれました。
もう、わからないんだそうです。

「・・・授業で何をやってるかわからないし、
知らないことばっかりなんだよ。
もうね、わかんないの。」

 

・・・そうか・・・。

授業に出て、座ってるだけでいい。
ぼんやりしてるだけでいい。
そういうわけにはいかないようです。
以前から同じようなことを書いていますが、学年が上がるにつれその状況は厳しくなっていくようです。

知らない授業、真っ白なノート。
周りのクラスメイトは知ってる内容。
その場に挑むのはとてもエネルギーが必要なんだと思います。
辛いんだと思います。
大きくなればなるほど、わからいのに座っていることの辛さがあるんでしょうね。

「それでも授業に出ないとわからないよ!」
とは言えませんでした。

今まではがんばって授業に出てたけど、お休みしないと続かない体力。
休んだ分、進んでいく授業。
増えていく知らないこと。追いつけない自分。
そういうのが去年よりもっともっとわかってきたんだと思います。

知らないし、わからないから、つまらない、恥ずかしい、嫌になる・・・・
そういった理由で長女さんはきっと、授業から遠ざかったんだと思います。

「もうわからない。」
この一言は私に大きく刺さりました。
あぁ・・・そうなのか、私は何をしてたんだろう、何をしてやれるんだろう。
今も考え続けています。来年もおそらくこのことで悩むんだと思います。

授業がわからないの他にも、聴覚過敏、座ってること、書くことの苦手などなど、
色んな理由があるのでしょうが来年もこのままの
ペースで学校生活を続けることになりそうです。

授業には出ていませんが、お友達との関係は非常に良好でした。
学校に行くのは、お友達に会うためもあるようです。
短い時間ではありますが、登校途中や教室でのおしゃべりをとても楽しみにしていました。
温かく見守ってくれる、先生方や学年の雰囲気には本当に感謝しています。
ありがたかったです。

やっぱりこれが長女さんの学校生活

1年生から学校に行けなくなり、4年。
もう行けないことにはすっかり慣れたところもありますが、
高学年ならではの課題・・・と言うか、
長女さん自身の成長に伴って、こちらが変えて行かないとマズいと思うことが多かったですね。
とくに学習については、大きく差があるなと感じます。

これまでと同様の登校スタイルでOKと思う反面、
色々な役割を与えられる高学年という立場に
参加できない長女さんにジレンマを感じたりもしました。

でも、集団生活はこれから大なり小なりで経験していけば大丈夫ですよ。
と心理士さんに言っていただき、安心しました覚えがあります。

学習については、私と二人三脚でできるペースで追いついていくつもりです。

沢山のことを考えたりしましたが、自分で決めたことを頑張る長女さんはすごいなぁ。
と思います。
出来ていないこと、遅れてることが沢山あり不安になることが多いのですが、
できるようになってきたこと、がんばっていることを見失わないように、
してあげらえることをサポートしてやろうと思うのでした。

来年は6年生。あ、もう6年生ですね。

おそらく今年と同じような学校生活しか送れないでしょう。
でもきっと、長女さんは考えながら少しずつこなしていくのだと、信じています。

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