2学期の終わりが見てきたある日
12月もそろそろ後半にさしかかり、
2学期の終わりも見えて来た頃です。
だいぶん調子よく朝登校するようになり、
ヘアスタイルを変えてみたいとか、カワイイ恰好をしたいとか。
そんな余裕すら出てきた
朝だけ登校をする日のことでした。
通学路で、お友達発見!・・・あれ?
通学路で、仲良しのお友達2人組に会いました。
これまでもちょいちょい会っていたので、
この日もわが子うれしくてダッシュ!
私も後方から付き添いで歩いています。
しかし、二人はわが子に気づいているはずなのに、
そそくさと離れて行ってしまいます。
わが子:”?”
気づいていないのかな?
さらにわが子、加速!
二人に近づいて挨拶をして、一緒に行こうと声をかけました。
一転、涙
私は遠くで見ていたので、その場で何を言われたのかわかりませんでしたが、
3人でこじれたのは遠目からも明らかでした。
わが子が2人に挨拶をして、
何か会話した後
わが子は目に涙をいっぱい溜めて走って学校の中に走って行ってしまいました。
察して、母もダッシュ。
通りすがりざま、二人を見るとバツの悪そうな顔。
(あーこじれたなー)
雰囲気で察しました。
教室に到着するも、ウルウルしながら即帰宅のわが子。
どうせすぐに帰る人
家に帰るやいなや、わが子は少しずつ泣きながら話してくれました。
3人で行こうとしたんだけど、
わが子:
”二人は私が近づくと逃げちゃって・・・
・なんでこっちにくるの?
・どうせこの後すぐに帰るんだから、いてもいなくてもおなじでしょ?
・こないでいいよ?
っていうの・・・。
・・わたし、行きたいのに行けないんだよ・・・
がんばってるのに、どうしてわかってくれないの?
・・・毎日いってるよー
○△×・んだ・・よー(なんて言ってるか不明)
・・・・わぁぁぁぁ(号泣)”
と言っておいおい号泣しだしたのです。
そしたら、私もいろんな思いが溢れてきて・・・・
号泣。
わが子と一緒にしばらくおいおい泣き続けました。
わが子には大きな一歩、周りからするとこの程度
子供の中のちょっとした、意地悪?からかい。
わが子がそこまでダメージを受けると思ってなかったんだと思います。
二人、やっちゃったー顔してましたから。
わが子には相当のインパクトでした。
(※↑のマンガ見て今でもかなり不安定になるので、相当のダメージだったと思います。)
私もわが子も、
☆毎日学校行けてるー!イェーイ!
みたいになってましたが、
周りからすると、
★・・・・朝しかいないで帰る子
なんですよね。
この気持ちのギャップに気づいて私自身も落ち込んだし、
わが子なりに頑張ってるのにそこを友達にわかってもらえていない。
今までは低学年で幼さが味方して、特に何か言われることなく
お休みしたり、早退したりをしてきましたが
2年生も後半、中学年に向けてだんだんと周りの子も成長して、
・お休みしてずるい
とか色んな気持が芽生えて、わかってくるようになるんだなと。
これから不登校、まだら登校を続けていく中での
友達とのかかわり、これを強烈に意識した日でした。
できることを続けて行こう?
その日からわが子はまた、しばらく不安定になりました。
・学校にいないから、みんな私を忘れちゃうんだよ
・友達がゼロになっちゃうんだよ
こう言って、夜にしくしく泣いたりするようになりました。
こちらも気持は痛いほどよくわかったので、
・出来る事を続けて、戻りたいなら学校にまた行けるようになろう
・学校以外で友達と遊ぶ機会を作ろう!
と話をしながら、少しずつ励ますしかありませんでした。
そうやって少しずつ元気を取り戻し、また朝だけ登校を続けることができるようになりました。
その後、言った二人のほうはけろっと普通に一緒に登校て、
特に何もなく普通に仲良くしています。
やはりその時の軽口というか、悪ふざけだったのでしょうね・・。
一つ進んで、一つ戻る。
なかなかすんなりと、進まないものです。
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