学校以外の居場所を探す
不登校10ヵ月になり、まだら登校を経て運動会終了後、わが子は学校を再びお休みすることを選択しました。
家族で不登校を親である私たちが許容することができたのも大きいです。
一方で、学校以外にどこか家庭以外に居場所を見つけてやることができないか?
と私は考え続けていました。
私が探した学校以外の居場所探しについて今回はまとめて行きたいと思います。
学校に行かねばならない?!
わが子になぜ学校以外の居場所を探そうと思ったのか。
”まぁ、学校行けるようにはなりたいけど、やっぱりヤダ”
その思いを何度も何度も行ったり来たり・・・。
学校に行けない自分はダメだなぁ、みんなと同じことできないなぁとずっと思い続けていたようです。
何度も何度も、お休みしてもいいんだよ、悪いことではないんだよと言い続けていたのですが、
~ねばならないと思うところが大きく行けない自分に対してOKを出すことができずにいたからです。
学校だけがすべてではなく、本人が安心して過ごせる家庭以外の場所を見つけてやりたいと思うのが大きいです。
スクールカウンセラーの先生も相談所の方も、
他の居場所を見つけ、そこに参加してみることができるだけの力が戻りつつある
との見解を頂いたのも居場所を探してみることの原動力になりました。
低学年不登校児童の居場所探し
それではあっちこっち問い合わせてみた結果です。
①市で開設している不登校教室
費用:無料 開講:平日毎日 対象:小学生~中学生
・費用無料、平日毎日利用できることが魅力で見学。
実際にどうだったか?
・授業形式:1~5時限目までアリ 何時間目に来て、帰ってもOK ほぼ自習
先生が見回りをして個別にみてくださるとのこと。
結果:
・対象が小学生~中学生とありましたが、実際には9割が中学生
小学生は高学年がほんの数人とのことで、わが子(小学2年生)と同じ学年の子は皆無とのこと。
それでも、休み時間に大きいお兄さん、お姉さんが遊んでくれるかもしれませんよ~。
とのこと。
とりあえず申込みだけして、いつでも通えるように。
毎日1時間だけでも通って、何か自信がつけば・・・
通える大きいお兄さんやお姉さんとお話できればOKかな
②民間のフリースクール
費用:入学金 数万 開講:週に1~4回 月会費:数万 対象:小学4年生~
結果:
・費用が高かったが、個別に本人のやる気、苦手感に対してサポート、いいところを伸ばしてくれそうで◎
・対象が4年生以上をのことで、対象にならず却下。
4年生になってもまだ不登校だったら考えます。
費用もネックに・・・。
③民間の学童
費用: 月会費 数万 開所:平日 午後2時30分~ 対象:小学1年生~
結果:
・低学年から受け入れOKだが、開所時間がやはり下校時間からの児童をターゲットにしているため、遅め。
仮に、午後から通うことにしても、友達がゼロ。(みんな学校に行っているため、余計寂しいですよとの回答)
そりゃそうですよね~。
子供に確認してみるもののその時間ならママといたい!とのことで却下。
④個人で経営している、小さな民間小学校
費用: お任せします(???)開校:平日 対象:小学生~
結果:
・個人で経営している、自由な学校。カリキュラムがなく少人数の小学校。
費用も親御さんにお任せしますという、不思議な学校。いい雰囲気な学校だが、
登校する際は、今の小学校と平行して通うことは控えてと言われ、今の学校と離れるのイヤァ!とわが子の要望により却下。
⑤学校で行っている通級指導
費用:無料 開講:週に1回 対象:申込みした児童 ※不登校児は対象外
結果:
・週に1度、通っている小学校でおこなっている通級指導教室。
費用も無料で。先生とマンツーで指導してもらえるため苦手克服、コミュニケーション指導もしてくれるとのことなので魅力的。
早速体験の申込み、見学の相談。
問い合わせの結果、不登校のお子さんは対象外との回答。まさかの事態に母狼狽(笑)
学校に通う中での困難の解消、苦手の軽減を目標としているため、学校に通っていないお子さんは対象にならないんですよとの回答。
そんな!苦手感で不登校なのに!?言いたいことは山ほどあったが、まだ登校ということでなんとか対象にしてもらい申込みをすることに。
(この話はまたいつか・・・・。)
まとめ 低学年は学校以外の居場所見つけづらい
以上大まかに5つ程度に分けてみましたが、
なかなか不登校児の受け入れ先はないです。
ましてや、低学年となるとさらに門戸は狭まりました。
そして費用!
かなり負担になります。こう考えると学校の存在ってすごく大きいなあと痛感しました。
勉強するのも居場所を見つけるのもお金がかかるんだなと・・・溜息をついた記憶があります。
わが子が、
・今の学校を変えたくない
・遠いのはイヤ(電車とバスはひどく疲れてしまうため)
の条件追加でさらに難航しました。
そんな中でも、通級への申込みと、不登校教室への申し込みができたことは、
わたしにとっても、わが子にとっても大きな光になりました。
子供の状況に応じて、そして子供が納得して、見に行ってみたい!
やってみたい!と思うのが大前提ですが、同じように悩んでいる親御さんの参考に少しでもなれば幸いです。
そしてある日、仕事場に担任の先生から連絡があり、学校との話し合いが行われることになたのです・・・。
つづく
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