不登校と言うと、小学校高学年・中学生のイメージがありますが、低学年でもなります。
まさかのわが子がそうです。
わが子は体調を崩した3学期からでしたが、
1年生の間に学校にお願いしたことをまとめておきます。
学校にお願いしたこと~小学一年生編~
【わが子の状態】
・ママと一緒にいたい
・学校怖い
【時期】
・3学期はじめ(1月)~終業式(3月)
【登校状況】
・1週間に1日か2日登校
・登校できても朝、教室に連絡帳を持参するだけ
学校にお願いしたこと~小学1年生編~
①教室の中までの付き添い
母子分離不安の強い娘のために、教室の中での見学をお願いしました。
先生は快諾していただき、私のために席まで用意してくださいました(笑)
一人参観日状態で、娘が頑張れる時限までじーっと娘を見ていました。
不安そうな顔で授業を受けていたのが印象的です。
娘のその日の状態により、教室の外で待っていたり、一旦家に戻ったりしていました。
※先生や学校の状況により、”他の子に影響するのでNG”となる場合もあるそうなので、
事前に確認が必要です。
②遅刻・早退・離席の容認
朝の状態や、心理状態が大きく左右されるので、どうしても朝のザワザワした教室の状態、
高学年、他の学年が怖いとのことで、遅れて行くことが多かったです。
1時間目しか頑張れないことや、1日こなせなかったので遅刻・早退を許容してもらいました。
いつでも保健室もOKだったのですが、保健室まで行くのが怖い、誰もいない保健室が怖いとわが子は保健室には行きませんでした。
先生がこの後の授業どうする?と誘ってくれることもありましたが、本人の意思を尊重していました。
※先生が誘ってくれることが多々あるかと思いますが、
”先生の言うことは聞かないといけない・断れない or 押し切られる”
雰囲気に子供はなるらしく、そのあたりは親御さんが判断していいと思います。
③担任とスクールカウンセラーの連携
担任の先生から、わが子の状態を伝えていただき、カウンセラーの先生がアドバイスを担任の先生に伝えてもらうようにお願いしました。
私が担任の先生に”こうして欲しい”と言うと、要望にしかなりませんが、
カウンセラーの先生が”こうしてください”と言うとアドバイスになるからです。(笑)
私がしてほしいことと、カウンセラーの先生のアドバイスがマッチした時にはカウンセラーの先生から伝えてもらうようにしていました。
④クラス替えの配慮
年が明けてすぐ、クラス替えのことが話に出るから急いで!と友達の先生に言われたので、
わが子が安心して過ごせる友達と一人でもいいから、一緒にしてください!とそれはしつこくお願いしました。
連絡帳でも、口頭でも、カウンセラーの先生からも・・・
”お約束はできませんが、配慮します”と担任の先生から回答をもらいましたが、内心心配でした。
⑤教室の席の配慮
できるだけ、後ろにしてもらい私と近い座席にしてもらいました。
帰りやすくしてもらう効果もありました。
⑥指示を優しく、一つずつだしてもらう
”さぁ、やってみましょう!”の一斉指示の後、こうして、ああしてみてね!とその後でわが子には指示をお願いしました。
いつもは無理でしたが、不安で固まってるときに先生は指示を出してもらっていました。
まとめ:ママといたい 学校怖い の対策に終始する
とにかく、ママと一緒にいたい、学校がこわいの対策に終始しました。
怖いところをなんとかひとつずつ聞き出して、それに対して一つずつ
・こうしたから、これですこし怖くないかな?
と実践する前に娘と確認してから進めていきました。
学習うんぬんよりも、安心して学校で過ごせるように、怖くないよ、とわかってもらえる対策ばかりでした。
保育園や幼稚園でも慣らしの期間があるのと同様、慣らし登校の期間があってもいいのかもしれません。
少しずつ、本当に少しずつですが3学期の本当に終わりにようやく
”学校?もう怖くないよ”と言ってくれたのが印象的です。
もっと早く、入学当初4月の段階でこうしてやればよかたなぁと思っています。
気づくのが遅くてごめんね。
低学年の登校しぶりで頭を抱えてる親御さんもたくさんいるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
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