【不登校】3年生6月 学校に居られるように
学校滞在時間を増やしたい
学校復帰を目指す長女さん。
校内での通級だけの登校から、図工へ出席することができるようになりました。
他の授業にも出られるようになることが目標です。
図工以外の授業にも出てみようか
梅雨の時期になりました。
雨にも負けず、元気な長女さんです。
少し学校でできることが増えました。
できるようになったこと
・登校(毎朝)
・週に1回の通級での授業(3時間)
・週に1回の図工の授業(2時間) ←New!
図工に出席することが軌道に乗ってきたので、
他の授業に出られるようになる・学校にいる時間を増やすために、
あれこれやった1ヵ月です。
学校から離れていた分を取り戻せない
図工への出席が軌道に乗れたことで、他の授業に戻ることも簡単ではないかと思っていました。
お友達との関係も良好で、長女さんが図工に出ても温かく迎えてもらっている
楽しく過ごしているとのことだったので、
スイスイと他の授業もこなすことができるかもしれない。と。
甘かったです。
実際、やってみようとすると不安が強くなり余計に意識してしまうようで、
前日から腹痛やらしばらくなかった身体への症状がでてしまいました。
やってみれば大丈夫。
楽しいよ!
なんとかなるよ!
そう思いますよね。
実際、そういうことがほとんどで、なんとかなっちゃうもんです。
ですがそれがわかるのは、
その場所が安心して過ごせる場所であること。
やってみた結果→大丈夫。なんとかなった。
という経験を積んでいるからなんですね。
長女さんは学校が怖くて仕方ない場所で不登校になり、
学校が怖い場所という認識しかないうえに
・出来上がったお友達のグループ
・教室内でのルール
・出たことのない授業
長女さんは上記すべて全て経験のない状態で、やってみよう、大丈夫。
そう思えるはずがありませんでした・・・・。
そこでスッと戻れるくらい図太くいけば不登校にはならないか・・・。
学校に慣れるまでとことん付き添う
学校でのあれこれをすっかり忘れ、怖い場所のままの認識の長女さん。
どうしたらいいのか・・・・。
・・・ということで、学校が安心できるようになるまで、
安心できる人(親)が付き添うことにしました。
・学校に慣れること。
・授業でのやってることを把握すること。
・自分がやれるところまでやったら、無理をしないでいいこと。
を経験するためです。
今までも登校やら、何やらで学校には付き添っていたのですが、
付き添いだけでなく、本人の様子に合わせて授業の間にも一緒にいることに。
1年生の不登校初期にも付き添い授業をやっていたのですが、
当時は教室の後ろに立っていましたが、
今回は教室の外で待つことに。
さすがにこの年齢で教室の中にいるのは恥ずかしかったようです。
週に1回~2回 1時間か2時間くらいでしょうか・・・。
回数もタイミングも、すべて長女さんが決めました。
付き添いは私がやっていたのですが、
どうしても休みが足りないため、夫にも協力してもらいました。
最初の2週間は、何度も教室の外を確認して私か夫がいるかを確認しに来ていましたが、
次第に朝付き添ってしばらくすると
”帰ってもいいよ~”と言ってくれるようになりました。
出られる授業も限られていて、どの授業にでられるかは本人次第。
あまり書かなくてもいい授業の時だったり、
じっと座っていることが少ない授業の時でした。
少しずつ挑戦を重ねて続けてみた結果。
6月の後半になると、週に1回~2度、
朝付き添えば3時間目までいられるようになったのです。
学校が少し安心できる場所に
こうして3時間目までいられるようになった長女さんですが、
やはり朝辛くて心配で泣いちゃう日もありました。
3時間目までいられると言っても、怖くて心配で1時間だけ授業に出て、
保健室で休憩する日がほとんどでした。
でもそれでも、自分で判断して先生に言って、お休みをする。
学校の中で自分で決めた時間を過ごす。
これができるようになったことは本当にすごい事でした。
担任の先生も、保健室の先生も決して責めず引き止めず、
長女さんに合わせて過ごさせてくださいました。
私たち親も長女さんが頑張ると決めた時間は、必ず送迎をしたのも良かったと思います。
もちろん、”できそうだから、もうちょっとやってごら~ん♪”
と言いたい気持ちもありました。
でもそこをこらえて、少しずつ長女さんがどうしたいのか、
どこまでやれるのかを決めるのを待ちました。
こうして少しずつですが、学校生活を少し過ごすことができるようになったのだと思います。
学校に戻ることはいいことか?
この頃(今もですが)、少しずつ学校へ戻る長女さんを見て悩んだことは一つ
・学校に戻ることがプラスになっているのか
でした。
低学年の時は何がなんでも学校に行かせることが目標でしたが
長女さんの中に沢山の課題を抱えていること、
沢山休んで慣れちゃったのか、学校という場所にそれほどこだわらなくなったからです。
学年も上がってきて、低学年ほど行き先に迷うこともなさそうだ・・・。
体調も本当に少しずつ元気になってきており、前ほど宿題で泣き叫んだり、
取り組みに時間がかかったり・・・・ということはほとんどなくなっていました。
心身面でいい方向に向かっているので、
家で静かに過ごすことも→◎
どこか塾やフリースクールを改めて探しても→◎
また学校に戻る→??
これからの選択肢の中で再び学校を選択していいものか・・・。
その中で学校に通うしたのは、やはり長女さん自身がまた学校に行けるようになりたいと望んだからでした。
”学校に全部いられるふつうの女の子になりたい”
そう望む限り、どこまでやれるかわからないけどやってみよう。
疲れたら休んで、それと平行して何か楽しい事を見つけてやってみよう。
あまり構えず、少しずつやっていくことにしたのでした。
6月 雑感
今まで家にいた長女さんが、この頃から午前中居ない日が出て来まして。
学校に行っているからなんですが。
いつもお気に入りのクッションの上にフワっと座ってゴロゴロしているのですが、
登校した日、クッションだけが家にポツンとありまして。
嬉しいなぁ、
頑張ってるなぁ、
心配だなぁ、
ちゃんとやってるかな、
本当だったら、これが毎日なんだよな・・・
寂しいなぁ、
やっぱり大丈夫かなぁ
すごいなぁ・・・
色んな気持が心の中でグルグル回っていました。
親はどこまでも勝手ですね、行けと思ったり、家にいた方がいいのかと思ったり。
長女さんの頑張ろう、頑張りたい、でも怖いの姿をいろんな気持で見守り、
必死で寄り添った1ヵ月でした。
早退する日は、仕事の昼休みに抜けてお迎えに行ってました私。
それも頑張っておりました。
7月へつづく→
コメント
ご無沙汰しております。
霜田です。
失礼な話ですが、久しぶりにブログを拝見させて頂きました。
本当にステキなお母さんですね。
子どもの想いを尊重し、ひたむきに寄り添う姿勢。
思ってはいても、なかなか行動に移すのは難しいものです。
そのバイタリティーに感銘を受けました。
お互い、これからもいろいろあるとは思いますが、我が子の幸せの為、ボチボチ(息切れしないように;^_^A)頑張りましょう(^o^)
霜田さん!いらっしゃいませ!いつもありがとうございます。
私も更新がカメでして・・・。
霜田さんの頑張りにはかないません・・・。
なかなか思うように進まず、焦ったり迷ったりです・・・。
でも子どもが幸せになるのが一番ですよね。
ほんとうにお互いのんびりがんばっていきましょうね~!
いつでもお気軽にいらしてください♪
はじめまして。
2児の母です。
只今、長男完全不登校中。長女は年長で最近不調気味。
我が家は小3の長男が完全不登校になり10ヶ月。私もあめふらしさんと同じくやつれたり(7㎏減→今は4㎏減まで回復☺)ネットサーフィンし不登校支援団体を探したり本を買ったり見なけりゃいいのにネットで傷ついたり…苦しみまくりましたが、3月頃までは回復に向かってる気がしていたのですが、4月になりまた親子共に苦しい状態です。我が家は完全不登校ですが、あめふらしさんの長女さんは不登校になってから1年生・2年生の1学期・2学期・3学期とどのくらいのペースで学校へ行けてますか?参考までに教えていただけますか?
いきなりのメールで質問してしまい、すみません。身近に不登校の親御さんがあまりいず…
ひかりさん、初めまして!毎日お疲れさまです!
長男君、頑張っていらっしゃいますね!もちろん、ひかりさんも!召し上がれるときに食べてくださいね!
うちは1年生の3学期から不登校ですが、
1年生→3学期→ほぼ行けず(2週間もない)
2年生→1、2学期でトータルで1ヵ月も行けず→3学期から朝だけ登校毎日(授業には出ていません)
3年生→1学期:週に4日程度登校 2学期:失速(ペースが落ちる)→3学期は調子よく登校できる
感覚的に、どの学年も3学期はいつも調子がいいです。
新しい学年の1学期は環境が変わってペースをつかむのが難しいため探り探り登校、
2学期は夏休みが終わりペースを取り戻すのと、2学期自体が長いためペースダウンのマイペース登校、
3学期、慣れたのと進級への希望?のような頑張りで調子がいい気がします。
この4月の時期は、どうしてもペースがつかめず乱れると思います。なので長男君が苦しいのも当然かもしれません。。。
うちは登校できるようになるために2年ほどかかりました。本当に長いスパンで見守ってあげると親も子も楽だと思います・・・。
全然アドバイスになっておらずすいません。お互いしんどいですが、のんびりがんばりましょう~。
お返事ありがとうございます。
我が家の場合、完全不登校なので、登校出来るようになるにはかなり大きな壁を乗り越えないといけないのかな…という気がします。その中で新学年行けなかったけど、頑張りを認めてあげなきゃと感じています。
そして、私に出来る事を頑張りつつ自分も認めて一緒に乗り越えれればと思ってます。
あめふらしさん、お互い自分も子供も認めつつ、笑顔で毎日過ごせるといいですね。
なかなか出来てませんが…