【登校しぶり】1年生の登校しぶり~次女編~

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小学一年生

 

次女さんも1年生に。波乱の一学期

今回は次女さんが主人公。この春1年生になった次女さんの1学期を振り返ります。
大変だったんですよ、ほんとにもう。

不登校の長女を間近で見てきて、次女なりに考えていたんだと思います。
”わたちは毎日学校に行くよ!”
それは気合が入っていました。

学校なんて、チョロイ。
そんな考えも次女さんの中にあったのかもしれません。

長女に比べて、しっかり者で有言実行の次女さんなので、私も気を抜いていました。
(しっかりしてるから、学校生活も難なくこなしていくだろうなぁ~)
(楽しい小学校生活を送ってくれるといいな~)

なーんてお気楽に構えていました。

実際は・・・・

衝撃展開・次女まさかの登校しぶり

入学式から3日目、朝からとんでもなく号泣して学校に行きたくないと大泣き。
”行きたくないよーいきたくないよー”と家の前で立ち尽くしてわんわん泣きだしたのです。

ちょちょ・・どど・・・どうしたのー!!

そうなんです。
次女さん、環境の変化についていけず、登校しぶりが発動したのです。

思い返せば次女はなんでもじっくりわかってからこなして行きたい人。
習い事も、新しい場所も自分で観察して
”これはできる”
”これは練習しないと無理”などなど
自分なりに判断してからゆっくりやっていく人なのです。

それ・・・忘れてました・・・。

今まで過ごしてきた保育園と学校とのギャップを
そこそこ3日では埋められるはずもなく・・・怖くなってしまったようでした。

保育園では、困ったことがあっても先生に甘えて助けてもらうことができましたが、
学校では、困ったことは自分で言うことを求められたらしくそれができませんでした。

ほぼ初対面の担任の先生に頼ることができなかったようです。

結果、
困る→先生に言えない→先生に注意される→どうしよう

のループに・・・

他にも、トイレや、友達、提出物を出す場所、物を置く場所、時間割や、教室での過ごし方・・・
こなしていくことが沢山ありすぎて容量オーバー

結果:”怖い”

という事になってしまったようです。

結局、入学式から数日の間に、号泣・吐き気と震えがひどくあまりの様子に1日休んでみました。

しかしながら、心が休まることもなく悶々とすることに。

”いいからいけぇぇぇぇ!!”
と昔の私なら、怒鳴りつけていましたが、
長女のおかげで、寄り添う事が大切と学んだ私。

学校に行かないことにあまり抵抗はなかったのでお休みさせても良かったんですが、

”1年生初期の登校しぶりは学校に適応していないから起こることがほとんど
今行かせないと、ますます学校に行きづらくなると思います”

とカウンセラーにアドバイスをもらい、
なんとか次女さんを学校に行けるように対策をとることにしました。

学校に慣れよう!~対策編~

①本人に気持ちを確認する
無理やり引きずって連れて行ってもいいことはないとわかっていたので、
本人の気持を確認することにしました。
”学校に行けるようになりたい・・・”
次女さんはそう話してくれたので、学校にゆっくりでいいから行ってみよう!
ということになりました。

②母子登校の開始
1人で行く~!と入学から数日は1人で登校していましたが、
一緒に登校することにしました。

私と一緒にいられれば、なんとか学校まで行くことができました。

しかし・・・・

次女さんのペースに合わせてゆーっくり学校に向かっていたのですが、
登校時間のラッシュに遭遇。
泣いているので、みんなにジロジロ見られるは、
”どうして泣いてるのー!?次女ちゃーん!”
と友達に言われるは、上級生に心配されるわで、次女さんの不安増大。
そしてプライドボロボロ。

③登校時間の見直し
登校する児童が少ない時間帯に、登校時間を見直しました。
遅刻しないギリギリの時間帯に母子登校。
こちらは、泣いてもゆっくりでもほとんど人目を気にしないので、
のんびり登校することができました。
次女さん、しくしく泣いていて、手が緊張でとても冷たいんですよね。
(頑張ってるなぁ)と思って、私も泣けた記憶があります。

④保健室で一休み。
登校してから、直接教室に行くのではなく、
一旦保健室で5分ほどお休みさせてもらうことにしました。
狙いは、学校の中で安心できる場所を見つけること。
もう一つは、学校についた!という達成感と泣いている状態から落ち着くことです。

保健室の先生がとても優しく、本人も安心できたようで、
一休みすれば、なんとか教室に向かうことができました。

⑤本人がいいというまで寄り添う
少し慣れた頃、一人でまた行かせようかと思いましたが、
本人が納得するまで続けてやることにしました。

おまけ:
・次女さんが泣く前に自転車に乗せて学校前まで連れていく
・友達に迎えにきてもらう
など色々やりました。
↑2つはあまり効果がなかったです。

①~④を2週間ほど繰り返すと、少しずつ慣れていくことができました。
それでも4月の3週間しかない登校日のうち4日ほどお休みしましたかね・・・。

本当にゆっくりマイペースで慣れて行った・・・という感じです。

こうして、1ヵ月も経つと自分から学校にいくよーと言えるようになったり、
保健室に寄らなくても直接教室に行けるようになりました。
母子登校は必要で、私と一緒に・・・ですが。
それでもいいと思っています。

”1人で行けるようになりたいんだよー”
という次女さんの言葉を信じて、寄り添っていくことにしています。

まとめ:1年生ってハード

1年生って、とても大変だと思います。
楽しく通える子はそのまま通えるように、
次女さんのように時間のかかる子は、少しずつ一つずつ慣れて行くことが大切なんだろうと思います。
(長女にはそうしてやれなかったので、後悔が押し寄せてくるときがあります。)

親御さんは大変な思いをすると思いますが・・・
これから先の学校生活につながると思ってなんとか頑張りましょう(お互いに・・)

今は夏休みですが、これから始まる2学期を一緒に頑張っていくことにします。

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