長女さんの6年生1学期のようす
不登校になった1年生3学期から時間は過ぎ、長女さん6年生になりました。
新型コロナウイルスの影響で休校など、いつもと違う新年度のスタートから1学期をどう過ごしていったかを綴っていきます。
最上級学年としての、一年間が始まりました。

変わっていく心と身体
長女さん、おねえさんになりました。
思春期なんだなぁと思います。
背も大きく私と同じくらいになったし、話す内容も大人びて来た気がします。
一人で机に向かっていること、一人で音楽を聴いたりと、一人で過ごすことが多くなってきました。
あんなにママべったりだったのに!
ふいにくっつこうとすると、「くっつかないでー」とか言うこともあります。
えー!どの口がー!って思います。かわいいですけど。
くすぐろうとしたりすると「ちょやめ・・・バッキャロォォ!このママめ!」とか言います。
バッキャロっ笑
そんなこんなで、今日もかわいい長女さんです。
1学期がはじまって ~休校中~
1学期も半分以上過ぎて始まった6年生生活。
まずは休校中の様子です。
朝起きて、本読んで、ゲームして、宿題をして、時々お友達と会っておしゃべりして・・・・。
そんな毎日をずっと過ごしていました。
そんな中でも、休みは休みで学校のことが気になるようで、
(このまま六年生がもう一回あったらどうしよう)とか、(←ナイナイ)
(このまま終わってしまったらどうしたらいいんだろう)とか、
そんなことを考えて不安になっていたようです。
学校がなくなり、外に触れる機会が今までより減ってしまい、寝つきが悪くなることが多少あったせいもあるようです。
心にはよかったのですが、身体には運動不足でした・・・。
私は、
(・・・果たして今日は行くか行かないか・・・行くとすればお迎えどうするか・・・)
の心配から解放され、元気でした(笑)イヤッホー
休校中に少しだけあったオンライン授業やネットでのコミュニケーションには恥ずかしそうに参加していました。
お友達に会えると嬉しいようで、誰があんなことを言ったとか嬉しそうに話してくれました。
そんな様子を見て、私もうれしかったです。

1学期がはじまって ~分散登校~
そんな毎日が過ぎ、とうとう学校が始まりました。
スタートは分散登校・午前授業から。
始まってみると登校するだけならば毎日できますが、授業に出るのは週に2日程度でした。
やっぱり毎日学校で授業を受けるのはしんどいようで、休み休みマイペースの長女さん。
ここからは長女さんの様子・・・というより私の気持ちです。
一方で、私はこの状況を決定的なチャンスだと考えていました。
・少人数クラス制
・午前授業
・オンライン学習
長女さんが不登校になってしまって以来、あれほど望んでいた環境が全てそろっていたからです。
クラスにいる絶対的な人数がすくなければ・・・・
教室に滞在する時間が少なくなれば・・・
スタートラインに立つこのタイミングで毎日登校できれば
みんなと同じペースで進めることができて、
(私だけ遅れてる、もうわからない)そう思わずに済むのではないか?
私はそう思いました。
今までは長女さんのペースにゆだねていましたが、行っておいで!!と分散登校の時はグイグイ背中を押しました。
ですが、まぁ、親の思い通りにはならず、長女さんはいつも通りのマイペースに登校でしたけど。
考えてみればわかるんですけどね。ずっとマイペースで登校していて、急に午前中だけとは言え、
毎日全部行けっていうのは無理がありますね。
長女さんのペースでといいつつ、毎日登校させようとした私の大きく反省する点です。
かなり焦っていましたんだと今ならわかるのですが。
しかしながら、これだけの環境が整っているにも関らず・・・なにがダメなんだ・・・
・・・とそこで非常にモヤモヤしてしまい、心理士の先生に焦りと不安を打ち明けると、
「チャンスと考える気持ちはわかります」と。
「この機会をもっと長女さんについて理解するチャンスと考えましょう」とのことでした。
・授業を受けることができる時間
・長女さんが許容できるクラスの人数
「今までは6時間、35人以上の人数でNGでした。
この機会に長女さんが学校で過ごせる時間・人数・内容をもっと細かく知ることができると考えていきましょう。
それを基に、残りの小学校生活、次に待っている中学校への材料になると思っていきましょう」。
とのことでした。
なるほど。
そうか、できること、苦手などの理解をもっと深めるチャンスだと思えばいいのか。
そこでやっと私自身も納得し焦る気持ちがすーっと消えていきました。
ダメですね。親が焦るといいことなしです。
そこから気持ちを切り替えて、またこのままでもいいと思うようになれました。
1学期がはじまって ~通常授業再開~
分散登校が終わり、通常の学校生活が戻ってきました。
分散登校は、朝は毎日登校、授業に出るのは週に2回のペースでした。
通常授業が再開になり、また今までと同じペースに逆戻りかな~なんて心配をしていましたが、
大きく変化したことがあります。
これまで、授業に参加するのは実技科目(図工・家庭科)だけだったのですが、
6年生になってからは算数や社会などにも自分から出席するようになりました。
嫌いな体育にも出るようになりました。
従来、授業に参加するのも、ある程度親が薦めた科目に渋々参加する・・・
といった感じだったのですが、
今年は自分で考えて授業を受ける、参加すると自主性が出てきたのが大きいです。
びっくりしています。
テストや宿題も自ら取り組んだりする様子があったりと、こちらがあれやこれや言わなくても取り組む様子が見られて、
がんばっても結果が出ないこともあり泣いたりすることもありました。
そんな紆余曲折をへて、先日は自分から勉強をして見事テストで合格点を取ることができました。
教室でうれし泣きしたそうです。私もそれ聞いて泣きました。
これが”自分で動く”ということなのかなと思ったりもしています。
登校ペースは今までと変わりませんが、学校で過ごす内容が変わっていて、
長女さん自身の中で、少し何かが変わったんだなぁと思っています。
また夏休みゆっくり過ごして、2学期長女さんのペースで過ごしてほしいなと思っています。

感想
コロナウイルスのせいで、どうなることかと思いましたが、6年生も始まりました。
学習に取り組む姿勢が出たのはびっくりしとうれしかったのですが、
内容が難しくなり、やってみよう!の気もちと努力に結果がついてこないこともありました。
「勉強で頑張った分すぐに結果がでるのは4年生くらいまで。
高学年以降は、頑張ってやってもすぐに結果が出ることは難しくなっていきます。
なので、結果よりも頑張った道のりを十分にほめてやってほしい」
と心理士の先生が仰っていました。
頑張った過程をほめてあげて、せっかく芽生えた(がんばってみようかな)
の気持ちが萎えてしまわないように見守っていきたいです。
夏休み、ゆっくり過ごしてほしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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